就職・転職 Q & A 

 4 面接の受け方

 

 

就職活動でもっとも重要で、もっとも緊張する場面は面接かもしれません。

面接について、よく聞かれる質問などについてまとめました。

 

 

 1

  面接の受け方やマナーについて   

 2

  採用担当者はどこを見ているのか

 3

  面接で必ず聞かれる質問とその答え方について 

 4

  こんな質問はしても大丈夫? 
     
 

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1  面接の受け方やマナーについて

 

 面接は準備が大事。できるだけ下見をしておく。             

   

  面接当日の緊張を和らげ、気持ちを落ち着けるためにも重要です。

 

 

 

 会社の入口を入ってから出るまでが面接       

   

 中小企業で独立した応接室がなく、応接セットが簡易なパーテーションで仕切られているだけの      場合などは、ソファーに座って待っている間も他の社員から見られている場合もあります。気を抜かないようにしましょう。

 

入室したら…
      ・相手に勧められるまでは着席しない
      ・一人で待たされている場合はたばこ、携帯電話はNG
      ・会社に入る前に携帯電話の電源は切っておきましょう。
      ・鞄は足下の床に置く(隣の椅子が空いていていても、置かない)

 

 

    身だしなみ、服装にも注意を払う。(頭の先から靴の先まで)
   

 身だしなみや服装が相手に与える印象は大きいです。スーツの方が無難ですが、重要なのは「清潔さ」です。

     ・シャツにはアイロンをかけておく。
     ・ネクタイはきちんと結ぶ
     ・靴が汚れていないか
        等には注意を払いましょう。(冬期には、会社に入る前にコートを脱ぐようにしましょう。)

     ・カバンは応募書類をスムーズに取り出せるデザインのものが良いでしょう。

     ・髪については、寝ぐせや外の風で乱れていないか、受付前にチェックしましょう。

 

 

 

 面接時の動作について

   

 言葉と動作を分けることでメリハリをつけましょう。

 

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2 採用担当者はどこを見ているのか

 

■ 自己アピールは簡潔に

 

   

しゃべり過ぎは禁物。答える内容にもよりますが、一回の回答は30秒から2分以内に押さえるようにしましょう。人間の集中力は2分を超えると弱くなる、という心理学での実験結果もあります。

 

 

 

■ 社会人としての常識はあるか

   

 

新規学校卒業者や第2新卒といわれる人の場合、多少常識的な面で欠けるところがあっても、その他の面で良いところがあれば容認されることもありますが、中高年齢者ともなると社会人としての常識が備わっているか、ということ自体が採用選考のポイントに入ってきます。

  

項目

新卒者の面接

転職者の面接

求めるもの

 資質

 ・ 熱意はあるか

 ・ 人柄は良いか

 ・ 潜在能力

 能力

 ・ スキル、キャリア

 ・ 仕事の実力

 ・ 人間関係

 期待度  将来性に期待  即戦力に期待

 

  

 

   ■ 会社が求める人材(一般的な例として)をあらためて認識しよう
   

 

 ・ 人間関係調整力のある人

 ・ 誠実で責任感のある人

 ・ 向上心のある人

 

能力的に求められるものは職種によりまちまちですが、「一緒に働く人」として会社が求める人材には共通するものが見られます。面接では上記(上の3つの例示)を参考に、ご自身が経験してきたことについてエピソードを交えて「これまでこういったこと(上記の3つの例示)を重視して仕事をしてきた」とアピールできるように考えてみましょう。 

また、自慢は禁物ですが、控えめすぎても意味がありません。

 

 

 

■ 面接者の話をよく聞くことが重要

   

面接で自己アピールをすることは非常に重要なのですが、面接の場で本当に重要なのは、面接者の質問をよく「聴く」ことなのです。そして質問の意図を正確に捉えて答えることなのです。

 

   「面接はしゃべる場ではなく、聴く場である」

 

質問の意味がよくわからなかったときは、適当に答えるのではなく、「その質問は○○○○ということでよろしいでしょうか」と確認したり、「すいませんがもう一度お願いいたします」とはっきり伝える方が良いです。

 

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3  面接で必ず聞かれる質問とその答え方について

 

■  面接前の準備として            

   

面接で聞かれることが多い質問を、以下に並べて書いてあります。

面接は人それぞれですので、この通りの質問が出るとは限りませんが、一般的に出される可能性が高い質問に対する準備は大事です。

 

人によって具体的な回答内容が異なるので、定型の回答はありませんが、以下の基本を押さえて対応を考えていきましょう。

 

・ 出される可能性の高い質問に対しては、先に回答を準備しておく。

 

本人にとっては、「仕方がない」、「やむを得ない」という内容であっても、採用者の立場からはそう受け取ってくれないケースもあります。客観的に、違う立場で聞かれても納得できるような回答を考えてみましょう。

 

客観的に見てどう思われるか気になるときは、ハローワークをご利用ください。ハローワークは無料ですし、相談窓口には、キャリアコンサルタントなどの資格を持った者やベテランがいます。もっといい回答があるかもしれません。                          ご利用方法はこちら 

 

 

・ 会社側からの質問は履歴書と職務経歴書から出されることが多い。

 

履歴書や職務経歴書をしっかり作成しておくと、自分がそこに掲載した内容から質問されることが多くなります。

面接の展開が読みやすくなり、質問の答えを想定して用意しておけるということです。

履歴書と職務経歴書を作成するところから面接対策は始まっているのです。

 

 

 

 

■ 退職理由

   

【在職中の場合】
  現在まだお勤めのようですが、転職しようとしておられるのはどのような理由ですか。


【失業中の場合】
  前の会社を退職されたのは、具体的にどういう理由ですか。

【さらに失業期間が長い場合】
  前の会社を退職してから、しばらくブランクの期間がありますが、その間どうされていましたか。

 

 

 

そのほか応募者の状況によって出る可能性のある質問

【転職回数が多い場合】
  転職回数が多いですが、一番の理由は何ですか。


【前職の勤続年数が短い場合】
  前の会社での勤続年数が短いようですが、何か理由はありますか。

 


   ■ 仕事内容
   

・ 今の(前の)会社ではどのような仕事をされていましたか。
・ 今までの仕事の中で、どのような失敗をしましたか。また、成功したことはどのようなことですか。
・ 今の(前の)会社での主な実績としてどのようなものがありますか。
・ 仕事に関して、あなたが自信を持っていることは何ですか。

 

 

 

■ 志望動機

   

・ 当社への志望動機はどのようなものですか。
・ この「職種」を選ばれた理由は何ですか。
・ あなたのどんなところが当社に合っていると思いますか。
・ 当社で、どんな風に仕事をしたいと思いますか。

 

【未経験の職種に応募している場合】
 未経験の職種をやってみたいと思った理由は何ですか。

【前職と業種が違う場合】
 前の会社とは違う業界である当社を選ばれた理由は何ですか。

 

 

  ■ 本人に関する質問
   

・ 自己PRをしてください。
・ あなたにとって仕事とは何ですか。
・ 上司や部下と仕事上で意見が対立したときはどのように対処して来ましたか。
・ 趣味、特技は何ですか。
・ 休日はどのように過ごしておられますか。


   ■ 上記以外の質問
   

・ 当社以外はどこか応募していますか。何社ぐらいですか。
・ 仮に採用になった場合、いつから出社できますか。
・ こちらからの質問は以上です。最後に何か当社に対してご質問はありませんか。

 

 

   ■ 答えにくい質問
   

・ 今の(前の)会社に対してどのような不満がありますか。

・ あなたの欠点、短所は何ですか。

・ 自分で「向いていない」と思う仕事はどんなものがありますか。

・ 苦手な人の「タイプ」はありますか。どんな「タイプ」ですか。

・ 当社は残業や休日出勤が多いですが大丈夫ですか。

・ あなたが仕事よりも優先させたいと思うことはどんなことですか。

・ (複数応募している場合)当社よりも先に、別の会社から採用内定が出たらどうされますか。

・ (応募職種とは関係無い資格を取得している場合)このような資格を持っているのに、

  それを活かせる仕事をしないのはどうしてですか。
 
【前職がリストラの場合】
   なぜ、リストラされたのですか(されたと思いますか)。

 

  

   ■ 一度回答を考えておけば、あとで応用が利く
   

会社によって、面接する人の考え方や価値観などは当然違いますが、求める人物像や面接での質問内容には共通するものがあります。上記の内容を参考に、具体的にどう回答するかを考えておけば、別の会社の面接を受ける場合も、一から考え直す必要はありません。

別の会社の面接を受けるときには、その会社を調べてこれまで考えてきた回答をアレンジすることで、その会社に向けた独自のメッセージにすることができます。

会社ごとの「同じところ」と「違うところ」を意識することで、常にあなただけのオンリーワンの回答を作ることができるのです。

 

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4  こんな質問はしても大丈夫?

 

■ 給与や休日といった労働条件について             

   

一番気になるのは労働条件のことではないでしょうか。特に賃金のことは気になります。

しかし、ハローワークの求人票を見て紹介を受けている場合、ひととおりの労働条件はそこに記載されています。
会社は、その労働条件をわかった上で応募してきている、という前提で面接をしていますので、求人票に記載されていることを改めて確認することは、面接の場では控えたほうがいいでしょう。
こちらから質問することは、基本的には「求人票に記載されていない内容」または「求人票の記載で明確でない部分がある場合」ということになります。
さらに、個人的な事情でどうしても確認しておきたいことがある場合なども、それに関係する質問はしてもいいでしょう。

 

 

 

■ 仕事内容について    

   

仕事の内容の詳細についてなど、求人票では十分にわからなかった内容については、むしろ質問して確認しましょう。

「自分はこういう経験があるが、このような経験があれば大丈夫か?」といった形で質問・確認するとお互いによりわかりやすくなると思います。
面接とはあなたと求人企業との「相互理解の場」です。お互いの理解を深めるための質問はしても大丈夫、ということです。

 

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文責:1級キャリアコンサルタント・職業相談部門統括職業指導官 I

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